8月3・10日合併号は「秋冬のスキンケア特集」です。今季もさまざまなアプローチのスキンケアが登場していますが、中でも注目は新ターゲット層となるミレニアル世代向けの新ブランドが多数出ていること。リップを中心とするメイクアイテム目当てに、百貨店に来店した若年層をスキンケアでも取り込もうという狙いが見られます。
ミレニアル世代向けの商品は、早めのエイジングケアを目的に、保湿重視のスキンケアが目立っています。しかし保湿といっても、ミレニアル世代は重くないテクスチャーが好み。また、フォトジェニックな見た目も重要視しています。特集内では、ターゲット世代であるモデルの菅沼ゆりと富輝が実際に商品を試し、その感想も紹介しています。
その他、今季のスキンケアを注目のキーワード別に掲載。今やスキンケアは、商品の多様化により、自分の肌に合うアイテムの選択ができる傾向が強まっています。肌効果だけでなく、心との関係にも着目した「感性アプローチ」、今後も盛り上がりが期待できる分野の一つ「再生医療」など、各社の最新技術や研究が詰まった新商品が続々と登場します。
ニュース面では、最近理容室に通う30〜40代男性が増えているメンズサロン事情について取り上げています。内装や小物、ヘアデザインに1950〜60年代のアメリカンスタイルを取り入れたいわゆる“おしゃれバーバー”が増えており、その要因についてなどを調査しました。その他コスメデコルテの最高級ライン「AQ」の刷新や「シャネル」が14年ぶりに発売する新作香水にも注目です。
また、セフォラがローンチしたサービス重視の小型店舗「セフォラ ストゥディオ」や「アフロート」初のフェイシャルサロン、「レリクシール デ グラシエ」の新ラインについても取り上げています。コティに41ブランドを売却したプロクター・アンド・ギャンブルの2017年6月期決算と業界トップのロレアルの17年1〜6月期決算も必読です。