「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」は9月、1 回目のショーから現在までのショーを収めた回顧録となる本を出版する。本は、1~50 回目のショーと 51~100 回目のショーの 2 冊に分かれており、ランウェイからバックステージ、インビテーションからショー会場、舞台演出まで、2000 枚以上の写真とともに紹介する。 また、それぞれのショーには解説も添えられ、ウィメンズはスザンナ・フランケル(Susannah Frankel)、メンズではティム・ブランクス(Tim Blanks)が、それぞれのコレクションのインスピレーションやクリエイション、その背景やストーリーについて詳述した。
出版元はベルギーの出版社 ラノー(Lannoo)。9 月からベルギーとオランダで先行発売、10 月からは世界各国で発売される。また、2 冊が特別仕様のケースに入った限定版も同時発売される。日本発売は10月を予定し、価格は未定。
ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)は、「この本の『これまでの私の過去を讃えるためのもの』というアイデアが気に入っている。なぜなら、これから、未来とデザイナーとしてより進化していくことだけにフォーカスできるから。以前、50 回目のショーを記念した本を出版したが、今回の 100 回目もごく自然な流れだった。100 回目のショーはまさに『お祝い』であり、これを記憶にとどめておきたかった。この本では、テキストや写真を通してひとつひとつのショーのストーリーやインスピレーションを理解することができる。これまでのショーをひとつにまとめることができたことをとても嬉しく思う」とコメントしている。