ファッション

「グッチ」のアプリに新コンテンツ インスピレーション源を巡る旅へ

 「グッチ(GUCCI)」は独自のプログラムを通じて新プロジェクト「グッチ プレイス(GUCCI PLACES)」をスタートする。アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターのコンテンポラリーな美意識とリンクする場所を世界中から集め、アプリでその場所について紹介するというものだ。

 「グッチ プレイス」第1弾は、英国ダービシャー州のチャッツワース・ハウスを紹介。同地は2017年春に「グッチ」がスポンサーとなり、ハミッシュ・ボウルズ(Hamish Bowles)米「ヴォーグ(VOGUE)」総合編集長がキュレーターを務めたエキシビション「ハウス スタイル(HOUSE STYLE)」展が開催された場所であり、「グッチ」17年プレ・スプリング・コレクションの広告ビジュアルが撮影された場所でもある。

 また今回のチャッツワースとのコラボレーションを記念し、“グッチ クーリエ(GUCCI COURRIER)”コレクションから特別なパッチをあしらった限定アイテムがチャッツワース・ハウス内のギフトショップおよびロンドン・ストーンストリートの「グッチ」ショップで販売される。

 さらに、モバイルのGPS機能を利用し、「グッチ プレイス」に登録された場所でアプリにチェックインすると、その場所の特製バッジを受け取ることができる。このサービスにより「グッチ」が勧める場所を巡りながらバッジをコレクションする楽しみも生まれる。

 「グッチ」は今後、より多くの「グッチ プレイス」を紹介するとともに、それぞれの個性豊かな地にインスピレーションを得てデザインされた限定アイテムを発表する予定だ。

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