そごう・西武は8月18日、自主ブランド「ハニカムモード(HONEYCOMBMODE)」と現代アーティストのスプツニ子!のコラボレーションアイテムを発売する。西武池袋本店、そごう横浜店・千葉店の各店婦人服売り場と西武渋谷店A館1階のプロモーションスペース(8月18~28日)で販売する。
コラボレーションコレクションは、“培養・増殖”をコンセプトに、世界最初のヒト細胞株であるヒーラ(HeLa)細胞などをデザインコンセプトに用いたニットやワンピース、Tシャツやバッグなど計7型が並ぶ。価格帯は、ニットが1万5000~2万5000円、Tシャツが8900~1万3000円。スプツニ子!は「私にとってファッションとは、自らの思想・哲学を主張するためのデモストレーション。世界中の都市空間で異なるファッション=思想同士が遭遇し、今も無数のセレンディピティー(素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見したりすること)が起きている。この商品が未来について多様な議論を生み出す契機となることを願っている」とコメントしている。
西武渋谷店は同日から28日まで、スプツニ子!の世界観を表現した展覧会「bionic by sputnik!」を開催する。「服もバイオ技術で作られる未来が訪れたとしたら?」という仮説をもとに、身体拡張としてのファッションの未来について考察したインスタレーションを発表する。入場料は一般・大学生が500円。高校生以下は無料。