TV番組に出演し、映画「007」次回作への出演を認めたダニエル・クレイグ
身につけていた「オメガ」の時計シーマスター ダイバー 300 ”コマンダー” ウォッチ リミテッド エディション(53万円)
1962年公開の「007 ドクター・ノオ」から。左から、ジョセフ・ワイズマン、ショーン・コネリー、ウルスラ・アンドレス(c)Fairchild Fashion Media
1962年公開の「007 ドクター・ノオ」から。左から、ロイス・マックスウェル、ショーン・コネリー(c)Fairchild Fashion Media
1963年公開の映画「007 ロシアより愛を込めて」から、ショーン・コネリー(c)Fairchild Fashion Media
1963年公開の映画「007 ロシアより愛を込めて」から、ショーン・コネリー(c)Fairchild Fashion Media
1964年公開の映画「007 ゴールドフィンガー」からショーン、コネリー(c)Fairchild Fashion Media
1964年公開の映画「007 ゴールドフィンガー」からショーン、コネリー(c)Fairchild Fashion Media
1973年公開の映画「007 死ぬのは奴らだ」から、ロージャー・ムーア(c)Fairchild Fashion Media
1974年公開の映画「007 黄金銃を持つ男」からロジャー・ムーア(c)Fairchild Fashion Media
1974年公開の映画「007 黄金銃を持つ男」からロジャー・ムーア(c)Fairchild Fashion Media
1979年公開の映画「007 ムーンレイカー」から。左から、ロイス・チャイルド、ロジャー・ムーア(c)Fairchild Fashion Media
1981年公開の映画「007 ユア・アイズ・オンリー」からロジャー・ムーア(c)Fairchild Fashion Media
1981年公開の映画「007 ユア・アイズ・オンリー」から。左から、リン・ホリー・ジョンソン、ロジャー・ムーア(c)Fairchild Fashion Media
1987年公開の映画「007 リビング・デイライツ」からティモシー・ダルトン(c)Fairchild Fashion Media
1995年公開の映画「007 ゴールデンアイ」からピアーズ・ブロスナン(c)Fairchild Fashion Media
2002年公開の映画「007 ダイ・アナザー・デイ」から。左から、ハル・ベリー、ピアース・ブロスナン(c)Fairchild Fashion Media
2006年公開の映画「007 カジノ・ロワイヤル」からダニエル・クレイグ(c)Fairchild Fashion Media
2005年公開の映画「007 スペクター」からダニエル・クレイグ(c)Fairchild Fashion Media
俳優のダニエル・クレイグ(Daniel Craig)は今週、テレビ番組に出演し、映画「007」シリーズで再びジェームズ・ボンド(James Bond)を演じることを明らかにした。「(この件については)ずっとナイショにしていなくちゃと思っていた。インタビューに応じ『007』について尋ねられた時でさえ、黙っていたんだ」とクレイグ。アメリカの深夜のトーク番組で2019年公開予定の映画「Bond 25(原題)」への出演について単刀直入に聞かれると、「Yes」と認めた。番組に出演した時、クレイグが身につけていたのは、「007」シリーズの中でボンドが常に身につけている「オメガ」の時計。シーマスター ダイバー 300 “コマンダー” ウォッチ リミテッド エディションは、映画「007は二度死ぬ」から50年、「007 私を愛したスパイ」から40年、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」から20年を記念し、7月に世界7007本限定で発売したモデルで、今も53万円で販売している。
これを受けファッション業界では、早くも「クレイグは次、どのブランドを着たり、身につけたりするのか?」について、ウワサし始めた。「007 慰めの報酬」と「007 スペクター」でコスチューム・デザイナーを務めたジャニー・ティマイム(Jany Temime)は、「ダニエルは、スクリーンでの見え方にこだわる人。衣装も入念にチェックするわ。洋服も大好きで、スタイルが人の印象を変えることを熟知している。そして撮影中は、『ボンドだったら、何を、どうして着るのか?』について、常に考える俳優よ」と話す。
ティマイムは、ボンドはイギリス人という設定ゆえ、とにかく美しく見えるスーツにこだわるという。このため、最近選ばれてきたのは、「トム フォード(TOM FORD) 」。ティマイムは、「スリムで、ボンドの体に沿うスーツを選びたかった。『トム フォード』は、まさに理想的。ボンドが動くとき、とても美しく見えた。洋服の下で、筋肉が躍動するのさえ、わかったくらいよ」と振り返る。「トム フォード」は、「007 慰めの報酬」の製作過程の中で、「ブリオーニ(BRIONI)」に代わり、ボンドの愛用ブランドになった。
ティマイムが次回も衣装を担当するかは、現段階では明らかになっていない。だが彼女は、「もし選ばれたら、同じようなシルエットにこだわりたい。でも、ちょっと進化させるつもりよ」と話す。
クレイグは、2006年公開の「007 カジノ・ロワイヤル」以来、「007 慰めの報酬」「007 スカイフォール」「007 スペクター」で主役を務めている。クレイグ含め、過去のスターがどのようなボンドを演じたのか、写真で振り返ってみよう。