都市型音楽フェス「サマーソニック2017(SUMMER SONIC 2017)」が8月19日、千葉県千葉市のZOZOマリンスタジアムと幕張メッセで開幕した。同フェスは、翌20日と合わせて100組以上のアーティストが出演する国内最大級のフェスだ。
日中は汗のにじむ暑さに見舞われたが、夕方から降り出した雨のため急いでレインコートを羽織る来場者の姿も見られた。雨が止んだ20時前後には涼しい風が吹き、過ごしやすい夜となった。
来場者のコーディネートは、涼しさ重視に限らない幅広いスタイルが特徴的だった。Tシャツやタンクトップに合わせるボトムスは、夏らしいショーツだけでなく、都市型音楽フェスらしいファッション性重視のデニムやワイドパンツなどロング丈も多く見られた。カラーも全身ブラックでまとめるなど、夏コーデの常識にとらわれない自由なスタイルが目立った。砂浜に設置したステージがあるなか、来場者の足元はスニーカーが主流。会場間が離れていることもあり、サンダルでもクッション性、フィット感の高いタイプが選ばれた。
初日は、Suchmos、エレファントカシマシ、TRF、東京スカパラダイスオーケストラ、欅坂46ら国内アーティストの他、海外からはブラック・アイド・ピーズ(BLACK EYED PEAS)、フェニックス(Phoenix)、カサビアン(KASABIAN)らが出演。19日に出演予定だったチャーリー XCX(Charli XCX)は、喉の不調のため急遽出演を取りやめた。初日の大トリで、昨年度の年収50億円越えの世界ナンバーワンDJ、カルヴィン・ ハリス(Calvin Harris)は、観客のダンスでメーンのZOZOマリンスタジアムを揺らすほどのDJプレイを披露した。