19日に開幕した都市型音楽フェス「サマーソニック2017(SUMMER SONIC 2017)」が20日に閉幕した。同フェスは、千葉県千葉市のZOZOマリンスタジアムと幕張メッセで開催された。
2日目はどんよりとした曇り空だったが、時折射す日差しに日焼け止めを塗る来場者の姿もあった。来場者のコーディネートは、蛍光色など差し色を巧みに取り入れたスタイルが目を引いた。シューズやソックス、サコッシュなど小物に派手な色のアイテムをチョイス。あるいは、総柄のトップスやリブのカラーをさりげなく見せる上級者コーデも見られた。“アイドルとメタルの融合”をテーマにしたBABYMETALが出演したこともあり、会場にはメタルバンドTシャツを着た来場者も多く集まった。BABYMETALのTシャツはもちろん、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)やスリップノット(Slipknot)などのバンドTシャツも見られた。
海外からは、元ニルヴァーナ (Nirvana) のデイヴ・グロール(David Eric Grohl)率いるフー・ファイターズ(Foo Fighters)、G ・イージー(G-Eazy)、サム・ フォーティーワン(SUM 41)、国内から、クリープハイプ、EGO-WRAPPIN'らが出演した。大トリのフー・ファイターズは終盤、クイーン (Queen) とデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の共作「Under Pressure」をカバー。ヴォーカルのデイヴがドラムを叩き、観客から歓声が上がった。続いて、出演者のリック・アストリー(Rick Astley)を迎え、リック・アストリーのヒット曲「Never Gonna Give You Up」を披露。フィナーレには2日間を締めくくる花火が打ち上げられた。