ファッション

写真家・マリオ・テスティーノが所有アート300点をサザビーズオークションへ出品

 ペルー出身の写真家マリオ・テスティーノ(Mario Testino)は自身が所有するコレクションをロンドンのサザビーズ(SOTHEBY’S)のオークションに出品する。

 オークションに先んじてロサンゼルスで公開されたショーケースには、テスティーノ所有のコレクションのうち、絵画、写真、彫刻など300点以上が展示された。最低落札価格はコンセプチュアル・アーティストのアダム・ペンドルトン(Adam Pendleton)作“システム オブ ディスプレイ D(SYSTEM OF DISPLAY, D)”が1万ポンド(約140万円)、タウバ・アワーバッハ(Tauba Auerbach)の“無題(UNTITLED)”が80万ポンド(約1億1200万円)。その他にもヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)、ギルバート&ジョージ(Gilbert & George)、アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)などの作品が出品される。

 「私のテイストとは異なるものを集めることが好きだ。物事を異なる視点で見せてくれるものなら何にでも興味がある」とテスティーノは語った。収益金は2012年にペルーに建てられたテスティーノによる非営利のマリオ・テスティーノ美術館(MATE)に寄付される。

 出品された作品は9月13日と14日に競りにかけられるほか、テスティーノに影響を与えた写真88点は、9月1~15日の期間中、サザビーズのウェブサイトで購入できる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。