サンスターグループ オーラルケアカンパニーとシャープは8月31日、スマート歯ブラシ「ガム・プレイ(G・U・M PLAY)」と、モバイル型ロボット「ロボホン」が連動する新アプリの配信を開始する。
新アプリ「歯みがき」は、シャープとロボットクリエイターである高橋智隆・東京大学先端科学技術研究センター特任准教授兼ロボ・ガレージ代表が共同で開発した、世界初モバイル型ロボット電話の「ロボホン」が、正しい歯の磨き方をレクチャーするなど「ロボホン」と一緒に歯磨きする時間を楽しむことができる。アプリには「レクチャーモード」「ゲームモード」「演奏モード」「音楽モード」の四つのモードがある。「ガム・プレイ」と接続して歯ブラシの動きをデータとして取得することで、自分の歯の磨き方に合わせて「ロボホン」からコメントをもらえたり、歯磨きの日時・回数などのデータが自動的に「ロボホン」に記録されたりする。
サンスターはIoT歯ブラシ市場を、シャープはコミュニケーションロボット市場を新たに切り開いていく中で、サンスターは歯みがき習慣の改善を目指し、シャープはコミュニケーションロボットによる生活習慣のサポートを目指すという、両社の目的の実現に向けて今回の連携に至った。今後は、一般消費者向けだけでなく歯科医院など法人向けの活用も推進していく。