TOKYO BASEは8月29日、デザイナー三原康裕の「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」「マイン(MYNE)」などを手掛けるアパレル卸・小売りのソスウの株式11.76%を取得すると発表した。
TOKYO BASEにとってソスウは、戦略的に重要な仕入先の一つ。同社は2017年4月1日から、ソスウの持つブランドを取り扱うEC店舗を「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」内で運営するなど関係を築いてきた。今回の株式取得により、今後もソスウの優れた商品力と、同社の持つ販売力を生かし双方の事業拡大を目指す。
TOKYO BASEは2008年設立。セレクトショップのステュディオス(STUDIOUS)やオリジナルSPAブランド「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」などを展開し売り上げを大きく伸ばしている。15年9月に東証マーズに上場、17年2月には東証一部に昇格した。上場により調達した資金を、新業態開発や有力ブランドのM&Aにも活用するとしており、6月には「ファクトタム(FACTOTUM)」を運営するロスチャイルドの株式49%を取得している。