スペイン発のファッションブランド「デシグアル(DESIGUAL)」は、仏アーティストのジャン=ポール・グード(Jean-Paul Goude)とパートナーシップ契約を結んだ。グードはアーティスティック・ディレクターに就任し、今後ブランドイメージを監修する。グードが手掛ける初のコレクションは、9月7日(現地時間)にニューヨークで行う2018年春夏ファッションショーで披露される。18年春夏シーズンを皮切りに、その先もコラボレーションを続けていく予定だ。
グードは画家、グラフィックデザイナー、写真家、映像監督、演出家など、さまざまな肩書きを持つアーティスト。パリのギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)やコダック(KODAK)、資生堂をはじめ、「シャネル(CHANEL)」「ケンゾー(KENZO)」「ゲラン(GUERLAIN)」など数々の企業やブランドの広告を手掛けてきた。ファッションショーでは、「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」15年春夏オートクチュール・コレクションの舞台美術や、16年にニューヨークで行った「H&M」×「ケンゾー」のコラボ発表会での演出、今年、上海で開催した「エルメス(HERMES)」のパフォーマンスなどが記憶に新しい。