ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が映画製作ワークショップ“アルマーニ/ラボラトリオ(Armani/Laboratorio)”を2018年1月に、アルマーニ/シーロス(Armani/Silos)で無料開講する。監督、脚本、写真、編集、衣装製作、メイク、セットデザイン、スタイリングなど講義内容は多岐にわたり、参加者はショートフィルムを製作できる。また、8学科を設置し、それぞれアルマーニと親交が深く、ファッション業界をリードするプロフェッショナル8人が講師を務める。
「数年前に始めた若き才能をサポートするプロジェクトをさらに発展させた。それぞれの学科で指導してくれる友人の協力で、若い映画学生に実技を教えるワークショップというアイデアは気に入っている。知識を継承することは必要不可欠で、私のミッションでもある」とアルマーニ。参加希望者は、アルマーニ/シーロスの公式サイトから応募可能だ。
アルマーニはこれまで、代表作である「アメリカン・ジゴロ(American Gigolo)」をはじめ、「アンタッチャブル(THE UNTOUCHABLES)」「ガタカ(GATTACA)」「魅せられて」「オーシャンズ13(OCEAN'S THIRTEEN)」「ソーシャル・ネットワーク(the social network)」「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(MISSION:IMPOSSIBLE – GHOST PROTOCOL)」「ウルフ・オブ・ウォールストリート(THE WOLF OF WALL STREET)」や、「バットマン(BATMAN)」シリーズなど数々の映画の衣装を手掛けてきた。
以前からアルマーニはイギリスの服飾学生に向け、「ニュー・ボンド(New Bond)」コンテストを設けたり、自身の所有するショー会場アルマーニ/テアトロを開放し、数シーズンにわたり若手をサポートするなど、新世代の才能の発掘・支援に力を入れてきた。