ファッション

「グレンフェル」の独占輸入販売権を伊藤忠商事が取得

 伊藤忠商事は、このほど英国ブランド「グレンフェル(GRENFELL)」の独占輸入販売権を取得した。2018年春夏から、子会社であるコロネットを通じて販売を開始する。同ブランドの創業は1923年。今もロンドン市内に本社および工場を構え、全ての商品を英国内で生産する。

 主力商品は、“グレンフェル・クロス”と呼ばれる高密度コットンを使ったアウター類だ。ブランド名および生地名は、探検家で医師でもあったウィルフレッド・グレンフェル(Wilfred Grenfell)卿に由来する。防風・防水性が高く、それでいて通気性と耐久性に優れたグレンフェル・クロスは、グレンフェル卿の飽くなき冒険心を満たし、その後もエベレスト登頂や太平洋横断といった、さまざまな場面で新たな記録に挑戦する人々に愛用されてきた。58年には、ロイヤルワラント(英国王室御用達)を与えられた歴史も持つ。

 18年春夏は、メンズを中心に10万〜20万円のステンカラーコートを打ち出す。18-19年秋冬からはウィメンズも本格化。同価格帯のダッフルコートを提案する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。