ファッション

ボタン一つで料理 「ティファール」の未来型調理器具

 フランス発家電ブランド「ティファール(T-FAL)」は8月31日、都内で新作発表会を開催した。同ブランドがフォーカスするのは“時短調理”。昨年9月に発売した未来型調理器“クックフォーミー(以下クックミー)”が進化した“クックフォーミー エクスプレス(以下クックミー エクスプレス)”をはじめ、同ブランド初の圧力鍋と通常の鍋の機能が一つになった“クリプソ ミニット デュオ(以下、ミニット デュオ)”などの発表を行った。

 「ドラえもん」をCMキャラクターに起用した“クックミー”はボタン一つで料理の手順をナビしてくれ、“ほったらかし調理”ができる調理家電だ。今年10月発売予定の“クックミー エクスプレス)は内蔵レシピが60から150に大幅アップ。レシピの監修は料理研究家の井上真里恵が担当した。圧力調理、蒸す、炒める、煮込むと四つの方法がマニュアルで選択でき、組み合わせ次第で無限のレシピの作成が可能だ。火を使わないので安全で、鍋一つで調理できるため洗い物も少なく便利だ。

 発表会には高橋英樹と高橋真麻の親子が登場し、”クックミー エクスプレス“や”ミニットデュオ“を使用したクッキング・デモンストレーションを行った。2人はスペアリブやポトフの調理にチャレンジ。”クックミー“が自宅にあるという真麻は、「かゆいところに手が届く『ティファール』は、本当にすばらしい。(“クックミー”の)代理店をやりたいくらい気に入っている」とコメント。家事好きという高橋は「本当に簡単でびっくり。妻にプレゼントしたい」と話した。

 “クックミー”は昨年発売以降、本国フランスでは100万台以上を販売するヒット商品になった。日本でも、家事の時短が目的の自動調理器の市場は伸びている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。