イトキンは、表参道の交差点にあるヒューリック青山ビル屋上に2006年から掲示している企業広告の看板を9月9日にサイネージ化する。このプロジェクトは、昨年就任した前田和久・社長のもと立ち上がった若手社員を中心とした勉強会の中でアイデアが持ち上がり、実現した。
8月下旬に着手した工事の期間中は、アーティストのウサト(USATO)監修のもと、社員が共同制作したアートを掲示。社員の有志がステンシルを作り、企業ロゴのI(ローマ字のアイ)の上の王冠をペイントしたもの。サイネージ広告では、「タラ ジャーモン(TARA JARMON)」「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」「エル(ELLE)」「ミッシェルクランオム(MICHEL KLEIN HOMME)」など同社の取り扱いブランドの今秋冬シーズンのビジュアルやムービーを順次配信し、ブランド周知度とイメージ向上に役立てていく予定だ。
今後もこの勉強会を通して、社員全員で企業の成長戦略を検討していくという。