アマゾン(AMAZON)は数シーズン前に立ち上げたばかりのプライム会員限定のプライベートレーベル「パリ サンデー(PARIS SUNDAY)」を休止するようだ。9月6日現在ではまだ販売を継続しており、40~50ドル(約4300~5400円)が主要アイテムの価格帯だ。
アマゾンのスポークスウーマンは「ウワサや推測にコメントすることはできないが、わが社は常に消費者の声に耳を傾けており、その声を商品づくりに反映するように努めている」と話した。
同社はファッションに力を入れ、消費者の動向を探りつつ必要とあらば戦略を変える。生放送のオンラインショッピングライブ番組「スタイル コード ライブ(Style Code Live)」は1年で打ち切りとなったのもこの方針に基づくものだと推察できる。
ブランド名「パリ サンデー」は2月に商標登録されているため、異なる形で再度登場する可能性もある。アマゾンは複数のファッション系のプライベートレーベルを展開しており、ファッション業界ではアマゾンの業界進出を警戒する動きもあったが、同社は依然としてマーケットの動向を調査中のようだ。