「バルミューダ(BALMUDA)」は9月6日、代官山Tサイトで新作“バルミューダ・ザ・レンジ(BALMUDA THE RANGE以下、ザ・レンジ)”の発表会を行った。同ブランドは今年初めに炊飯器を、6月にはカレーソースを発売。“ザ・レンジ”は今年末の発売を予定している。
“ザ・レンジ”は「バルミューダ」特有のミニマルで美しいデザインが特徴。毎日使うオーブンレンジだからこそ、基本的な機能を重視し、シンプルな操作性にこだわった。モードは、自動あたため、手動あたため、飲み物、冷凍ごはん、解凍、オーブンの6つ。オーブンは100度から250度まで10度単位で温度調節ができ、余熱や発酵も可能だ。レバーを回すとアコースティック楽器によるメロディーが流れる仕組みになっている。
寺尾玄バルミューダ社長は発表会で、「レンジは毎日使うもの。レンジが奏でる音でキッチンを少しでも楽しくできればと思った」と意図を語った。寺尾社長宅のレンジが不調で開発を急いだという“ザ・レンジ”のカラーは、ブラック、ホワイト、ステンレスの3色。価格はブラックとホワイトが4万3500円、ステンレスが5万4500円。
「バルミューダ」は9月7~12日、代官山Tサイトでポップアップストアを開催。“バルミューダのキッチン”をテーマ、トースターやポット、炊飯器を展示販売する。新作のレンジも展示し、キッチンシリーズの全てを体験できるようになっている。会期中はワークショップやトークイベントなども開催されるなど、「バルミューダ」のキッチン家電を体験できる絶好のチャンスだ。