ファッション

「アコメヤ トウキョウ」3店舗目が大宮に 2軸の店舗モデルで拡大図る

 サザビーリーグが運営する米を中心としたライフスタイルショップ「アコメヤ トウキョウ(AKOMEYA TOKYO)」は9月9日、3店舗目になるルミネ大宮店をオープンした。同店では、米や調味料、菓子、お茶、コーヒー、ジャムなどの食品、調理器具や鍋などのキッチン用品など、2000〜3000SKUをそろえる。

 大宮店限定として、新潟県産“越路早生”新米3合(400円)やおひつ炊飯鍋(限定カラー)と新米3合のセット(4300円)、「アコメヤ」厳選の調味料「さしすせそ」セット(6500円)、高島帆布トートバッグの限定カラー(Sサイズ2900円、Mサイズ4900円)などを販売している。また、オープンと同時に発売したオリジナルの「アコメヤの出汁」も店頭でお披露目。香ばしい焼きあごとコクのあるカツオ、あっさりとした野菜の3種類がそろう。

 同社は、さらなる「アコメヤ」業態の事業拡大を図るため、2軸の店舗モデルを構築した。1つは、トラフィックの多いニュウマン新宿店のような、土産物やギフト、お試しサイズなどの少量の商品などを並べる「ターミナル型」。もう1つは、銀座路面店のような、食品と雑貨、イートインを複合した大型の「フラッグシップ型」だ。「アコメヤ」で販売する全国から厳選した米も、「フラッグシップ型」では、季節ごとに旬なブランドを量り売りし、「ターミナル型」では、真空パックの小袋やオリジナルの土鍋で炊いたおにぎりなどを販売。出店先の顧客のニーズに合わせた商品のラインアップと販売方法で店舗モデルを立てる。

 「アフタヌーンティー(AFTERNOON TEA)」事業を担当していた高井伸夫アコメヤ事業部長は、「『アコメヤ』の商品は、大手小売店には少量生産で卸せない農家からの謹製の商品をラインアップしている。従来のライフスタイルショップのようなMD型ではなく、“商品を作る人と買う人が主役”と第一に考え、いいものを橋渡しするように、“お福分け”する存在になりたいと思っている。和を中心とした食材と雑貨、イートインを複合した業態は、『アコメヤ』ならではだと考えている。今後、全国各地や海外への出店も視野に広げていきたい」と話す。

 「アコメヤ トウキョウ」は2013年4月に銀座2丁目に1号店を、今年3月にニュウマン店をオープンした。

■アコメヤ トウキョウ・ルミネ大宮店
オープン日:9月8日
時間:月曜~土曜日 10:00~21:00 / 日曜日 10:00~20:30
定休日:ルミネ大宮に準じる
場所:ルミネ大宮2 2階
住所:埼玉県さいたま市大宮区錦町630

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