ファッション

ウクライナ若手ブランドがオフランウエイを彩る 2018年春夏キエフ・ファッション・デイズ

 ウクライナで開催されたキエフ・ファッション・デイズ(Kiev Fashion Days)の会場周辺では、プリントや明るいトーンのカラーアイテムなどのスタイリングが多かった。ストリート感が漂うカジュアルスタイルの多いメンズに対し、ウィメンズは肩落ちトップスやスリットの入ったスカートなど、フェミニンなスタイリングが主流。高い身長を生かしてか、ロングドレスやロングアウターなど、丈が長めのアイテムが人気だった。ブランドはウクライナの若手デザイナー「アナK(ANNA K)」「ウィアナビー(WE ANNA BE)」「カテリーナ・クビット(KATERINA KVIT)」が人気だ。

現地のエディター、デザイナーの他にファッションデザイナー志望の学生も多く、「自分で作った服を着ている」という女性も。メイクは薄めでナチュラル派のようだが、個性的なヘアスタイルを楽しんでいる人が多かった。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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