ファッション

iPhone8にAR機能が付いたらショッピングはこう変わる

 iPhone8、または初代iPhone発売から10周年を記念してiPhoneXと名付けられると噂されるiPhoneの最新モデルが、9月13日朝2時(日本時間)からの「アップルスペシャルイベント(Apple Special Event)」で発表されるといわれている。

 iPhoneはこれまでも産業の歴史を塗り替え、われわれの生活をアップデートし続けてきたが、今回は世界中の3億人強のユーザーが手のひらにAR(Augmented Reality、拡張現実)を収めることができるかもしれない。

 ユーザーの視界にイメージのレイヤーを挿入することができるARの技術は、決して新しいものではない。だが、ARはVR(Virtual Reality、仮想現実)とともに、グーグル(GOOGLE)、サムスン(SUMSUNG)、フェイスブック(FACEBOOK)、マイクロソフト(MICROSOFT)など世界の名だたるトップIT企業が開発競争を繰り広げてきた。

 6月にアップル(APPLE)は、ARソフトウエアツール“ARKit”を発表した。“ARkit”により、開発者はAR機能をiPhoneやiPadに搭載することができるアプリを開発できるという。「iOS11のリリースと同時に世界で3億人以上がARにアクセスできることになる。アップルの“ARkit”はゲームチェンジャーになるだろう」とベンチャーキャピタル、シャスタ・ベンチャーズ(SHASTA VENTURES)のジェイコブ・マリンズ(Jacob Mullins)社長は話す。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。