「ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)」を発行するコンデナスト・ジャパン主催の日本最大級のファッションの祭典「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT以下、FNO)」が9月9日、東京の表参道・青山・原宿エリアを会場に開催された。ファッション業界の活性化を目的に、2009年の開催から9回目を迎えた同イベント。今年は昨年とほぼ同数の629店舗(8月23日現在)が営業時間を延長し、ケータリングやノベルティーの配布、イベントなどさまざまな形で参加した。例年人気の「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」では「FNO」仕様のサンバイザーが配布され、セレクトショップのアディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)では「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のアイテムなどが当たるビンゴ大会が開催されるなど、盛り上がりを見せた。
「1番ファッションが楽しめる日でこの気温は最高」の声もあがるほど心地よい気温と夜間での開催ということで、薄手のコートやカーディガン、ロンTなど秋物のアイテムに身を包んだ来場者が多い。引き続きラグジュアリー・ストリート(=ラグスト)の波も見られ、メンズ・ウィメンズともに胸と背中に3色ロゴプリントがあしらわれた「バレンシアガ」のTシャツと「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のインダストリアル・ベルトが人気アイテム。年に1度のファッションの祭典ということもあり、カラフルなウィッグや露出度の高い格好など、思い思いのファッションを楽しむ姿も多く見られた。