伊勢丹新宿本店は本館6階催事場で「東京メンズフェス2017@イセタン(TOKYO MEN’S FES 2017 @ISETAN)」を開催中だ。昨年に続く2度目で、期間は18日の午後4時まで。“ワン オブ ア カインド(ONE OF A KIND)”をテーマに、一点物や掘り出し物など、ココでしか手に入らない限定品を数多くそろえる。
注目は、小木“POGGY”基史ユナイテッドアローズ&サンズ・ディレクターの「ポギーズボックス(POGGY’S BOX)」とLDHアパレルの「PKCZ ギャラリーストア」が組んだ「オネストボーイ & ポギーザマン(HONEST BOY & POGGYTHEMAN)」。小木ディレクターは、「今回の企画は僕からLDHアパレルにアプローチし実現した。海外では既に物販とコンサートを同時に開催する『コンプレックスコン(COMPLEX CON)』など、ファッションとエンタメが一緒になった事例も多い。もっとファッションとエンタメは一緒になるべきで、そういう思いに共感してもらった」と説明する。会場内には、「スタジオセブン(STUDIO SEVEN)」のディレクターでもあるEXILE NAOTOの巨大パネルも設置した。
他にもグレイト(GR8)は、中止が決定したジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)のツアーグッズを先行販売。リステア(RESTIR)は、東京ブランドの「トリプルエックス(XXX)」を並べ、CPCMやハリウッドランチマーケットの「エイチアールリメイク(H.R.REMAKE)」などもココだけの限定アイテムをそろえた。また、「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」と「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」がスーベニアショップを開設。350円のライターなど、手の届きやすいアイテムを扱う。
また、一点物を集約したコーナーには、「F.C.R.B」のスワロスカジャンや「マスターマインド(MASTER MIND)」のスカルスタジャン、「ワコマリア(WACKO MARIA)」の刺しゅうスカジャン、「アンユースド(UNUSED)」のデニムジャケット、「キジマタカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)」のハンドメイドハットなど、20ブランドをラインアップする。売り場を手掛けたメンズ館の高橋裕二インターナショナルクリエーターズ・バイヤーは「今はECでどこでも同じモノが買える時代。お客さまからもつまらないという声が挙がっていた。デザイナーと純すいにクリエーションした、この場所でしか買えないモノや価値を提供することで、リアル店舗の在り方をもう一度示したい」と話した。限定商品の一部は、インターネットの事前申し込みで抽選。500人以上の申し込みがあったという。