「ケイスケカンダ(KEISUKE KANDA)」の神田恵介と「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦が立ち上げた新会社あの服は9月15日、スタジオジブリと協業したファッションブランド「スタジオジブリのあの服」を発売する。商品はキッズを中心に古着にジブリの人気キャラクターのモチーフを刺しゅうした一点モノ。絵柄は映画「となりのトトロ」に登場するトトロやネコバス、まっくろくろすけ、映画「魔女の宅急便」の黒猫のジジなどさまざま。公式ECサイトと代官山 蔦屋書店と中目黒 蔦屋書店で取り扱う。価格帯はキッズがカットソー6000円~、シャツ1万円~、ニット1万2000円~、コート3万円~。大人用のウィメンズとメンズはカットソー8000円~、シャツ1万2000円~、ニット1万5000円~、コート4万円~など。
9月18日には商品の発売を記念して“服育”のワークショップを代官山 蔦屋書店で行う。時間は約30分を予定し、20組(5組 × 4回)限定で参加は無料。申し込みは当日代官山 蔦屋書店の1号館2階で受け付ける。
あの服は2016年10月、神田が最高経営責任者(CEO)、森永が最高執行責任者(COO)としてスタートした企画会社。日本を代表するコンテンツや企業と共にファッションを提案していく。プロジェクト第1弾の協業相手がスタジオジブリに決まったきっかけは、神田がジブリ作品の大ファンで、同社にアプローチをしたこと。神田と森永は早稲田大学の先輩・後輩関係で、15年秋からコラボレーションを続けている。現在は10月28日まで、仏パリの15区にあるパリ日本文化会館で展覧会「ANOFUKU/あの服」を開催中だ。