ジョイックスコーポレーションが手掛けるロンドンの「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ(THE DUFFER OF ST.GEORGE)」は、日本本格上陸10周年を記念し、9月15日、全国の15店舗で限定アイテムを発売する。ユニークなのは、各店が顧客ニーズを考慮し、1店舗ごとに異なった限定アイテムを準備することだ。例えば、原宿・キャットストリートの渋谷店はライダーズジャケット(5万6000円)、大阪・なんばパークス店はフード付きブルゾン(3万2000円)、アミュプラザ博多店はレザーブルゾン(4万8000円)を用意した。
また10月には表参道で記念パーティーを予定しており、1984年に同ブランドを立ち上げた一人、マルコ・ケアンズ(MARCO CAIRNS)が来日する予定だ。同ブランドは、広告予算を前年の2.5倍に引き上げ、10周年記念キャンペーンを打つ。
ジョイックスコーポレーションは同ブランドの他、「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「ポール・スミス コレクション(PAUL SMITH COLLECTION)」「ランバン コレクション(LANVIN COLLECTION)」「ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)」「ヴィヴィアン・ウエストウッド マン(VIVIENNE WESTWOOD MAN)」「サイコバニー(PSYCHO BUNNY)」の7メンズブランドを手掛けている。2017年3月期の売上高は260億円。創業50周年を迎える2020年に売上高300億円の目標達成を目指して各ブランドが成長戦略を打ち出している。