ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS以下、UA)と中古マンション再生(リノベーション)事業などを行うグローバルベイスは、UAがデザインする世界観を表現したマンションリノベーション事業において協業する。UAは、同協業により、マンションの内装デザインから家具製作までのプロデュース。UAが構築した内装デザインモデルをベースに、お客の物件間取りに応じた内装プランの調整、家具製作を行い、グローバルベイスは、物件の調達、実施設計、施工販売を行う。モデルルームを11月ごろから随時、披露する予定だ。
UAは、中期ビジョンの一つ、事業ドメイン拡大戦略の一環として、非衣料分野へ参入強化し、2012年から「住」事業へ進出している。今回、グローバルベイスの、細やかなコンサルテーションを重ねて物件販売を行っていることや、高い品質のリノベーション物件を提供していることなどに共鳴し、協業を決定。この協業を通じて、同社は新事業ドメインにおける新しいお客との接点拡大を目指す。
グローバルベイスは今回の協業で、細分化されたライフスタイルの変化にあわせて、設計力・施工力共に強化し、中古リノベーションを新たな成長軸として、サービス向上を目指す。また、UAが追い求める、新しい日本のライフスタイルをご提案する。
なお、今年に入り、セレクトショップによる住事業強化が目立っている。フリークス ストア(FREAK’S STORE)は、ベツダイが運営する住宅ブランド「ライフレーベル(LIFE LABEL)」と協業し、新築規格住宅をデザインし販売すると6月に発表。ベイクルーズの子会社ACME(アクメ)が手掛ける「ジャーナル スタンダード ファニチャー(JOURNAL STANDARD FURNITURE」は7月に、リノベる。と提携し、リフォーム事業に進出すると発表した。