アマゾン(AMAZON)は、オフィス用品やカー用品などを揃えた法人向けのECサイト「アマゾンビジネス(Amazon Business)」を9月20日にオープンする。ノートやPC、プリンター、ネットワーク機器、文房具などのオフィス機器・用品で100万点超、塗料やタイヤ、アクセサリーなどカー用品で500万点超、飲食店向けのキッチン用品や調理器具、大学や研究機関向けの実験器具など、全体で2億種類を超える幅広いアイテムを扱う。カタログ発のオフィス用品サプライヤーで、先行するアスクルや大塚商会を追撃する。
「アマゾンビジネス」は、2015年4月にスタートした米国では初年度で10億ドル(約1100億円)を稼ぎ出し、現在は100万社の顧客を抱えるまでに成長している。16年4月にドイツで、今年4月にはイギリスでも開始していた。アマゾン本国のスティーブ・フレイザー=「アマゾンビジネス」バイス・プレジデントは、「グローバルでの成功例や個々のニーズを組み合わせることで、日本では効果的なサービスを提供する」と意気込む。