2018年春夏ミラノ・コレクションが20日に開幕した。日本の「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」は初日の朝一番でショーを披露。ミラノ・コレクション公式スケジュールへの参加は4回目となり、集客も上々で安定感を増している。
トレンチコートやモッズコート、Gジャン、パーカといったクラシックなアイテムは一度分解し、YKKのファスナーで異なるアイテムや生地をつないで完成している。「ミラノでショーを始めて、異文化や異なる人種の共存の重要性を改めて感じており、そのメッセージも込めた」とデザイナーの中島篤。メイクのMIZUやヘアの今泉亮爾によるヘアメイクにもそのコンセプトが反映されている。
音楽は今回も堂本剛が担当。堂本のソロアルバムからセレクトし、このショーだけにミックスした。また、ランウエイにイタリア人歌手のアリーザ(Arisa)が登場し、堂本の曲にオリジナルの歌詞をつけて熱唱。音楽でも異文化の融合を表現した。