9月25日発売の「WWDジャパン」は、東京オリンピック・パラリンピック(以下、オリパラ)特集です。56年ぶりに日本で開催されるオリパラへの期待値は高く、あらゆる企業が商機を見出しています。そこで、開幕まで残り1000日に迫ろうとするオリパラによってマーケットはどのように変化するのか。本特集では、変わりゆくファッションや街、カルチャーをリポートします。
今回特別に、オリパラとクリエイティブの関係について大西洋・前三越伊勢丹HD社長と齋藤精一ライゾマティクス代表を直撃。さらに「オリパラの開閉会式に着用する公式服装のデザイナーを推薦するなら誰か?」をファッション業界人にアンケートを実施し、これまでの公式服装の変遷とともに紹介します。オリパラの経済効果は30兆円規模と試算されるなかで、スポーツメーカーやファッション企業の戦略にも迫ります。
表紙を飾るのは、2018年春夏のロンドン・ファッション・ウイークで発表された「バーバリー(BURBERRY)」です。今年7月に新体制を発足し、よりクリエイションに注力できるようになったクリストファー・ベイリー社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのコレクションは、英国らしさを追求しています。また、常連ブランドに加え、大掛かりなショーを披露した「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」などを紹介します。
ニュース面では、東京のデザイナーズブランドのコレクション発表時期に着目。ショーと展示会のスケジュールが早期化される理由を多角的に検証します。また「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のグローバル戦略好調のカギや、「H&M」が考える100%循環型のビジネスモデル、アッシュ・ペー・フランスの合同展示会「ルームス エクスペリエンス」などをお届けします。
「ファッションパトロール」は、オリパラに向けたNHKのプロジェクト“レスリー・キーがつなぐポートレートメッセージ”の撮影現場に潜入。山田孝之や寺島しのぶ、松島花など、2020年に向けたメッセージに込めた思いや注目種目などについて聞きました。また、ファッション分野でも広まりつつあるクラウドファンディングからユニークなプロジェクトを紹介。ぜひご一読ください。