銀座マギーの銀座本店が2カ月以上の工事を経て、9月23日にグランドオープンした。1973年の開店以来、初めての大リニューアルだ。
2フロア、売り場面積約260平方メートルのショップは、ヨーロッパ風の上品さと高級感を深めた内装に生まれ変わった。現在の顧客層より若い40~50代の女性も意識した仕様だ。オリジナルブランド「マギー(MAGGY)」「イネス(IGNES)」を中心に、国内外のセレクト商品、別注商品を販売している。
2代目の植松伸一・銀座マギー社長は、「昨年の創業60周年を経て、今年は“第二創業の年”と位置づけている。一番店である銀座本店で、当社の理念である“カスタマーハピネス”の手本となるショップとしたい。次世代に向けて、伝統をどう新しく塗りかえていくかが課題だ」と話した。
現在の店舗数は61で、銀座マギー全体の売上高は約70億円。一番店の銀座本店は、ピーク時の売上高が約8億円だったという。