免税店大手のラオックスは22日、婦人靴企画卸のオギツ(東京、荻津裕一・社長)の株式の95%を取得し、子会社化すると発表した。取得金額は非公表。オギツは「イング(ING)」「ピッティ(PITTI)」などのオリジナルブランドの他、有名ブランドのライセンスを多数有している。2016年12月期の売上高は80億円で、営業損益は8億円の赤字だった。
ラオックスは15年に同じく婦人靴のモード・エ・ジャコモを子会社化。また16年にはやはり婦人靴のシンエイおよび新興製靴の事業を取得し、今年7月には子会社している。今回の買収によって、婦人靴での製造や販売における相乗効果と効率化を見込む。