ファッション

NBAの公式パートナーになったナイキ、全30チームのユニホームを公開

 ナイキ(NIKE)と北米の男子プロバスケットボールリーグのNBAが2017-18シーズンから8年間のグローバル・マーチャンダイジングおよびマーケティング・パートナーシップ契約を開始する。NBAに参加するアメリカとカナダの全30チームのユニホームや、試合前や試合中のベンチ入り選手が着用するウォームアップウエアのデザインにくわえ、オールスターゲームをはじめとするシーズン中のイベントにも協力する予定だ。なお、NBAにくわえ、女子プロバスケットボールリーグのWNBAと、Dリーグと呼ばれる将来のNBA選手を育成する目的でNBAが後援する北米大陸のプロバスケットボールリーグのNBAデベロップメント・リーグとも同様のパートナーシップ契約を締結している。

 「アスリートの動き方からポジショニング、体型が5〜10年で大きく変化した。だからこそ、ユニホームのデザインも機能性も変更する必要があった」とカート・パーカー(Kurt Parker)ナイキ アパレルデザイン担当副社長がコメントするように、素材に高機能素材“エアロスイフト(Aeroswift)”を用いることで、ユニホームはNBA史上最軽量でありながら、速乾性に優れ、肌にまとわりつかず、動きやすくなっている。また、200cmを超える選手や19〜40歳という年齢の広さなど、さまざまな選手に対応すべく、これまでに比べパンツを短くし、トップスは細身にすることで、体にフィットするデザインに。さらに、胸元にはパートナーシップ契約としてはNBA史上初となる「ナイキ」のロゴが掲示される。

 9月15日(現地時間)には、ロサンゼルスのソニー・スタジオでローンチイベント開催。全30チームが代表選手をモデルにチームユニホームを発表し、ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)が「ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)」に所属するクリス・ポール(Christopher Paul)のユニホームを着用しパフォーマンスを披露した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。