リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS以下、リーバイス)とグーグル(GOOGLE)は、共同開発した電子化されたデニムジャケットである“リーバイス コミューター(Levi's Commuter)”の販売店舗を拡大する。サンフランシスコとサンタモニカ、ニューヨークのリーバイスの直営店舗と直営ECの合計4店舗での取り扱いを開始する。
“リーバイス コミューター”は、グーグルの開発したスマートテキスタイル“ジャカード(JACQUARD)”を袖口に使用しており、スマホと接続し袖口をなぞるだけで電話をかけたり、音楽を再生したりすることが可能。9月27日から、ロサンゼルスのフレッドシーガル(Fred Segal)とニューヨーク・ブルックリンのキンフォーク(KINFOLK)、ハーバード大学にほど近いボストンのコンセプツ(Consepts)のセレクトショップ3店舗限定で販売していた。価格は350ドル(約3万9000円)。新たな販売窓口になった直営ECサイトでは、袖口を外した上で洗濯10回まで可能なこと、製品保証は1年に限定されることなどが記されている。