ファッション

アレクサ・チャンのブランドが日本上陸 パリですぐ買えるプロム風のショーを披露

 ブルーベル・ジャパンは2017-18年冬から、英モデルやTVプレゼンターとして知られるアレクサ・チャン(Alexa Chung)のファッションブランド「アレクサ チャン」の独占輸入販売権を獲得した。

 パリ・ファッション・ウイーク期間中の9月29日には、現在販売中の17年秋のプレゼンテーションをパリ9区にあるリセ(日本の高校に相当する教育機関)のホールで行った。会場はプロム(卒業ダンスパーティー)をイメージし、カラフルなバルーンや紙吹雪が飾られ、バンド演奏をBGMにした空間。一見華やかではあるが、モデルたちは終始気怠そうな表情でポーズを決めている。イベント名を「Prom Gone Wrong(うまくいっていないプロム)」と題し、ハッピーなムードに欠けるパーティーでの一面や、思春期の少女たちのブルーで憂鬱な感情などを表現した。

 シルバーのミニドレスを着たモデルの側には、そのボーイフレンド役として黒いベルベットにビジューをあしらったスーツを着たウィメンズモデルが寄り添っている。

 「アレクサ チャン」は17年5月にスタートしたウィメンズのファッションブランド。イギリスを拠点にアレクサ本人がディレクションする。スプリング、サマー、オータム、ウィンターの年に4コレクションを展開。パリコレ期間中には1~2月デリバリーの冬コレクションを“ファンタスティック”、3月から販売する春コレクションを“ヴァージニア”と題し、パリで展示会を開いた。現在はイギリス、アメリカ、フランス、ドイツなど15カ国で取り扱っている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。