「リーバイス(LEVI'S)」は、アジア最大級の旗艦店となるリーバイス ストア 大阪店を10月7日にオープンする。2フロアで構成され、売場面積は計375平方メートル。「リーバイス」の全ラインをそろえ、客のカスタマイズに応えるリーバイス テーラー ショップを2階に備える。いずれも関西圏で初の試みとなる。
「なぜ大阪だったのか?」の問いに、パスカル・センコフ(Pascal Senkoff)=リーバイ・ストラウス ジャパン社長は「現状、インバウンド(訪日外国人)の数およびその購買熱は東京に比べ、大阪が高い。デニムウエアのオリジネーターである『リーバイス』の歴史と今をより多くの方に体感いただきたい。また本社のあるサンフランシスコと大阪市が今年、姉妹都市提携60周年を迎えたことも一因だった」と回答。
注目は、日本で初めての扱いとなるリーバイス オーソライズド ビンテージ(LEVI’S AUTHORIZED VINTAGE)の存在だ。1980~90年代を中心としたアメリカ製古着を「『リーバイス』が選定。場合によってはフォルムを今日的にアップデートしたり、カスタムして販売する」。今年は、サード(3rd)の愛称で知られる “タイプⅢトラッカージャケット”が50周年ということもあり、まずは同アイテムにフォーカスする。価格は2万5000~3万円。「“501”をはじめ、今後はジーンズの展開も予定している」という。
将来的には客から不要になったウエアを回収し、リメイクして販売することも検討しており、1本のジーンズを長くはいてもらうことを提案。リーバイ・ストラウス ジャパンは2016年より、衣料品類を回収してリサイクルする「クロージング・リサイクリング」を実施しており、地球環境に配慮した「リーバイス」のモノ作りの姿勢をあらためて強く打ち出すことになる。
■リーバイス ストア 大阪店
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-6-8
時間:11:00~21:00
定休日:不定休