高島屋は、高島屋日本橋店と隣接した専門エリアで構成する新・都市型ショッピングセンター「日本橋高島屋S.C.」を2018年9月に開業する。百貨店建築では日本初の重要文化財である本館(髙島屋日本橋店)と、中央通り側の開発地区の低層部新館(地下1階~地上7階)、18年春に先行開業する昭和通り側の開発街区の低層部東館(4、5階)に、15年に開業したウオッチメゾンを加えた4館で構成。百貨店を核にした約6万6000平方メートルのショッピングセンターが誕生する。
新館、東館、ガレリア専門店(本館側面)からなる、新設の専門店エリアは、グループ会社の東神開発がテナントリーシングおよび管理運営する。従来の百貨店に新しい魅力を付加した商業施設を構築する。
全体コンセプトは“「美しい暮らしスタイル」を発信する店”。新館のコンセプトは“「日本橋生活者」のための場の提供”。日本橋生活者が、職場でも家でもない居心地の良いスペースとして思い思いの時間を過ごせる場所を提供する。想定ターゲットは、高島屋日本橋店既存の顧客、増加傾向にある近隣商圏のオフィスワーカーや居住者、日本橋地区全体で流入が増加している国内外ツーリスト。