ファッション

アダストリアがトレンド研究機関を設立 第1弾は渋谷のトレンド予測

 アダストリアは、生活者に役立つトレンド情報を発信する「アダストリアスタイル研究所」を9月に立ち上げた。“生活者”“スタイル”“場”をキーワードに、世の中のトレンドやその背景にある生活者の意識や価値観について研究する機関として発足。小林章二アダストリアスタイル研究所所長は、「日本のファッション&ライフスタイルカンパニーの中で最も質の高い生活情報が集まる場を目指す。生活者は今、何を考え、何を“スタイル”として生きているのか、量と質の両面の情報をもとに、生活者をもっとも知る集団であることをアピールする」とコメント。

 研究活動の第1弾として、2017-18年秋冬の渋谷のファッショントレンドと最新キーワードを発表した。同研究所が渋谷のライフスタイルを定点観測したところ、この秋冬の渋谷のトレンドとして、ファーがあしらわれたゴージャスなアイテムでボリュームのあるシルエットを演出する“もこもこ至上主義”や、コーデュロイアイテムを取り入れたコーディネート“コーデュネイト”が浮上。また、ネイビーで統一したスタイル“ネイビーネイビー”や、キックボードをコーディネートの一部にする“キクボリアン”が増加傾向にあるという。今後も、渋谷で気になったテーマを抽出し、ファッショントレンドをレポートする「SHIBUYA WATCHER」として渋谷のファッション文化を発信する。第2弾は18年3月にコーポレートサイトで配信する予定だ。

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