イタリアのバッグブランド「カルミナ・カンプス(CARMINA CAMPUS)」のポップアップショップが10月25~31日、高島屋日本橋店にオープンする。最新の“北欧”ラインを含めたハンドバッグ約240種類を一堂に展示、販売。10月27日(15時~、17時~)には、デザイナー兼CEOのイラリア・ヴェントゥリーニ・フェンディ(Ilaria Venturini Fendi)が来店し、トークイベントを開催する。
「カルミナ・カンプス」は、地球環境や社会貢献に配慮するエシカルブランドとして2006年に誕生。廃盤となる素材の色見本や、車や飛行機のシートカバー、空き缶などを再利用して手作するバッグやアクセサリーで、1点1点デザインが異なり一点モノであることが特徴だ。中でも“北欧”ラインは、世界に先駆けて持続可能な社会を目指す北欧にインスパイアされたコレクションで、世界で高島屋のみで販売。今回は、北欧伝統の“ハンディングトロフィー”をぬいぐるみで再現したもの(8000円)や、子ども用ニット手袋、ニット帽、フランネルシャツなどをリユースしたバッグ(2万8000~5万5000円)なども登場する。
その他、ラグジュアリーブランドのデッドストックのレザーからトマト缶までを、イタリア職人の高い技術力でファッショナブルなバッグによみがえらせたコレクション“イタリア”ラインや、手に職をつけ自立することが再犯防止につながるという支援を目的にイタリア国内の女性受刑者の手によって生産されたコレクション“カルチェレ”ライン、登山靴やブーツなどで有名なビブラム(VIBRAM)社とのコラボレーションライン“ビブラム”ラインを展開する。
なお、フェンディ・デザイナー兼CEOは、「フェンディ(FENDI)」創業者のアドーレ・フェンディ(Adele Fendi)とエドアルド・フェンディ(Edoardo Fendi)夫妻の孫。ファッションを切り口にサステイナブルな社会を目指す活動を行っており、その活動はモノ作りにとどまらず、国際機関主催のディスカッションにも積極的に参加するなどしている。