キュレーションサイト「プレミアムジャパン(PREMIUM JAPAN)」が10月12日、新体制の下、リニューアルオープンした。同サイトは、世界に誇るメード・イン・ジャパンの魅力を発信するため、ストライプインターナショナル(当時クロスカンパニー)が2015年に、西園寺薫・元「レオン」総編集長とアーティストの河原シンスケを迎え、スタートした。今年7月にPR会社のルッソが事業譲受した。
新メンバーには、エルメスのジャパン社社長とフランス本社副社長を歴任した齋藤峰明シーナリーインターナショナル代表が全体を監修するエグゼクティブ・キュレーターに、元「マリ・クレール」編集長でジャーナリストの生駒芳子と「世界ベストレストラン 50」の日本での評議委員長を務める中村孝則がそれぞれエグゼクティブ・コントリビューターに就いた。編集長は、島村美緒ルッソ社長が務める。
12日に行われた発表会で、齋藤エグゼクティブ・キュレーターは、「フランスに40年以上住み、パリでは日本の伝統技術などを紹介するギャラリーをオープンした。物を見せるだけでなく、このようなメディアでの発信こそ重要だと感じた。日本の伝統技術を若い世代にも残していきたいし、もっと世界に伝えたい」と話した。島村編集長は、「“プレミアム”とは何かと考えた時に、生活が豊かになることだと思った。国内外に価値あるものを発信していきたい」と語った。
新サイトでは、ニュースやカルチャー、ライフスタイル、プロダクト、食、旅、アートなどさまざまなジャンルの情報を発信。新メンバーによるコラムやエリア特集、連載なども随時掲載される。英語と中国語の翻訳も行い、それぞれの言語に対応したフェイスブックも開設し、グローバル発信を強みにする。また、「プレミアムジャパン アワード」(仮称)も独自で設け、発信力を高める。