「THREE」を展開するアクロは、2018年3月29日にオープンする大型商業施設「東京ミッドタウン日比谷」に食を通して美と健康を提供する新業態店舗「リバイブ キッチン ヒビヤ」(仮称)をオープンする。同店は「THREE」が目指すホリスティックケアを多面的に発信する役割を担う拠点となる。
新業態店舗の総面積は約310平方メートル(レストランが約181平方メートル、物販が約40平方メートル)。「THREE」初となる“野菜を中心としたバランスの取れた和食”を提供するモダンなレストランとデリカテッセン(食物販)を導入する。旬の食材の良さを引き出す和食のエッセンスを取り入れながら、食べられる「THREE」の原料などもエッセンスとして加えるなど調理法にもこだわり、さまざまな価値観の食文化に寄り添う料理を提供する。
レストランではランチでセット、コースをそれぞれ複数種扱い、価格は1000円台半ば~2000円台後半を想定する。ディナーでは、アラカルトに加えコース数種をそろえる。コースの価格は4000円台~6000円台を想定。デリカテッセンは、オールデイメニューに加え、近隣ワーカーを想定したモーニング、ランチタイムメニューも充実させていく予定で、価格帯は1000円台となる。また、お客との対話を重視した新たなコミュニケーションスペースを設け、「THREE」の化粧品や雑貨などを販売するコンセプトショップも併設する。今後も同様のコンセプトのショップの出店を視野に入れていく。
同社は前期(2016年12月)売上高が前年比約50%増の61億円で、初の単年黒字化を達成。百貨店37店舗、直営店8店舗、コスメセレクトショップ48店舗、免税店8店舗を展開。海外では7つの国と地域に進出している。