シュゼット(兵庫県、蟻田剛毅・社長)が製造・販売する焼き菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ(HENRI CHARPENTIER)」のフィナンシェの年間販売数が世界で最も多いことが証明され、3年連続でギネス世界記録に認定された。
1975年に誕生した「アンリ・シャルパンティエ」のフィナンシェは、ブランドを代表する洋菓子として、芦屋本店や銀座店の路面店、全国の有名百貨店地下お菓子売り場、シンガポールやマレーシアの海外3カ所の直営店で販売。厳選した2種類のアーモンド(マルコナ種・フリッツ種)を自社挽きし、コクある北海道産オリジナル発酵バターを使用するなど、素材や製法にこだわってきた。今回の記録は、2014年10月1日〜15年9月30日までの販売個数が2455万3049個で世界1位になったことが認められ、3年目のギネス世界記録認定となった。
10月12日に行われた公式認定証授与式で蟻田社長は、「3年目の認定のために全社で取り組んできたが、中国の企業がこのギネス記録を狙っていると聞いて心配していた(笑)。今回も認定されてうれしい。フランスをルーツとするお菓子を日本の会社が世界で一番売っているのは奇跡的なことだと思う」と喜びをあらわにした。
これを記念して、数量限定商品として“プレミアムフィナンシェ”を発売。定番のプレーンに加え、抹茶&金柑、金ごま、安納芋&胡椒の4種類をそろえる。各種1個ずつ4個入りが1296円(税込み)、各種2個ずつの8個入りが2592円(税込)。11月15日まで、全93店舗とオンラインストアで販売している(なくなり次第終了)。