東京モード学園は、小田急電鉄が運営する新宿駅直結の商業施設、新宿ミロードとの産学連携プロジェクトとして、同館のハロウィンイベントでグラフィックデザイン学科の学生たちが館内装飾を手掛けた。
全9フロアに各3基あるエレベータードアは、約140作品の候補から選ばれた27点のデザイン。カボチャ、魔女、バンパイアなどをモチーフにした力作だ。「とにかく今年のハロウィンをおしゃれに楽しくすることを心掛けた」と学生たち。モザイクトンネルのショーウィンドーは、天使と悪魔の羽が描かれた1枚の絵画に。「制作に約1カ月かかった。インスタ映えするデザインを意識した」(学生)。また、インフォメーション横の壁には、1年の日付を目と鼻にデザインした365個のカボチャのステッカーが貼られ、10月13日、中央に設けた額縁にライブペインティングを行った。
新宿ミロード広報は、「当館の主力であるヤングファッションの店舗の顧客を楽しませるプロジェクトだ。同じ新宿にある東京モード学園と協力できたことは意義深い。館内全体を盛り上げたい」と話した。同プロジェクトは10月31日まで。