来年創業200周年を迎える「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は同年1月10日、イタリア・フィレンツェで開かれる世界最大級のメンズ合同展示会ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)でメゾン初となるメンズのランウエイショーを開催する。
2018-19年秋冬コレクションを発表し、会場のピッティ宮殿には伝説的アーカイブも展示。11〜14日には一般開放する予定だ。
ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)のクラウディオ・デル・ヴェッキオ(Claudio Del Vecchio)会長兼最高経営責任者は、「私たちの200周年は、ファッション業界に取っても重要で歴史的。『伝統と革新』に没頭した200年間を誇りに思い、お祝いしたい」と話し、来年はランウエイショーを皮切りに世界中でさまざまなイベントを企画していると続ける。
「ブルックス ブラザーズ」は1818年にニューヨークで創業。アメリカ初の既製服を提供し、96年にはボタンダウンシャツを生み出した。マドラスチェックやシアサッカーをスーツに取り入れたアメリカンフォーマルの祖で、アメリカの歴代大統領45人のうち40人が着用してきたことでも知られている。
現在アメリカ国内には280店舗以上、世界45以上の国と地域には700以上の拠点を構えている。