最近インスタを何気なしに見ていると、よく「#フリクロ」というハッシュタグを見かけるんです(ひょっとして自分だけ?)。「『ユニクロ(UNIQLO)』のフリースとかかな?」と思い詳しく見てみるけど、どうやら違う。着ているブランドが一緒、というわけでもないからブランド名でもない。ただ、投稿者にはどこか統一感がある。よくよく見るとほとんどが古着を軸にしたコーディネートをしているわけです。
少し疑問に思って「#フリクロ」の投稿をさかのぼってみると、どうやらこの言葉、“フリピエ・クロージング”という言葉から来ているようです。“フリピエ(FRIPIER)”とはフランス語で“古着屋”という意味。ようは古着コーデなんです。さらにさかのぼってみるとこのハッシュタグを考案したのは大阪の古着屋スピア(SPIA)のショップスタッフであるmahoさんと、「ジィーズ(ZZZ)」というブランドのデザイナーのDさん。彼らの投稿を見ると「古着コーデをプチプラみたいに言えないか、という考えから」だそうですが、けっこうキャッチーですよね。「ユニクロ」と響きが似ていて馴染みやすいし。古着が好きなそこのあなた、これからは「#フリクロ」で古着コーデを投稿してみては?