中国向け越境ECモール「豌豆公主(ワンドウ)」を運営するインアゴーラ(INAGORA)はこのほど、コーセーの通信販売専門子会社であるコーセープロビジョンが販売するスキンケアブランド「米肌」全16種と、オッペン化粧品のホワイトニングスキンケアブランド「DR メディアッククリスタル」全7種、メイクブランド「ジュヴール」全4色の出店を開始した。
「豌豆公主(ワンドウ)」は中国ユーザー向けの、日本商品特化型ショッピングアプリとして2015年8月にスタート。日本企業は初期費用・固定費が無料で出店でき、流通額が急速に伸びている。17年6月現在で約2万7500商品を取り扱い、中国ですでに人気の商品から認知度が低い商品まで多岐にわたる品ぞろえが人気となっている。商品を販売するだけではなく、企業情報やブランドストーリー、商品の詳細情報、商品の使い方や利用シーンをまとめた動画・記事コンテンツを提供する他、アプリ内にSNS機能も導入して口コミによる拡散を図るなど、ユーザーに対し多角的にアプローチする。
このほど取り扱いをスタートした「米肌」は、造り酒屋に古くから伝わる醸造発酵技術を応用して生まれた成分「ライスパワーNo.11」を主要成分として配合。加齢と共に低下する肌の水分保持力に着目したスキンケアブランドだ。30~40代中心の乾燥、毛穴、ハリ不足に悩む女性を対象に「肌潤化粧水」「肌潤クリーム」「肌潤改善エッセンス〈医薬部外品〉」など、計16種の商品を販売する。
「DR メディアッククリスタル」は、1953年創業のオッペン化粧品の長年の肌研究を結集したスキンケアブランドで、ホワイトニング効果を狙いながら肌老化を防ぎ肌の状態を整える。「ジュヴール(JEVEUR)」は三上宏幸ヘアメイクアップアーティスト監修のもと2013年に誕生したブランドで、ベースメイクからポイントメイクまでをそろえる。