「サカイ(SACAI)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は20日、「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」内のアマゾン ファッションが主催するプログラム「アット トーキョー(AT TOKYO)」で合同の凱旋ショーを行った。会場は東京・信濃町の聖徳記念絵画館前に立てた特設テント。大雨が降る中、業界関係者やセレブリティーに加え、100人以上のファッションを学ぶ学生が来場した。
両ブランドともに先日パリで発表した2018年春夏コレクションを披露。先行は「サカイ」から。モデルには萬波ユカや福士リナらパリでは起用しなかった日本人モデルの他、サラ・シュナイダー(Sarah Snyder)やアイリーン・キム(Irene Kim)ら海外からのインフルエンサーも闊歩した。「サカイ」のショーが終わるとランウエイには6つのシャンデリアが降り、「サカイ」のモデルが登場とは逆方向から、「アンダーカバー」を着用したモデルたちが2人1組ずつ歩き出した。ラストには東京版の演出として、キッズモデルが現れた。フィナーレでは、両ブランドのモデル全員が白衣を着て行進するサプライズを用意した。
同ショーは「10.20 サカイ / アンダーカバー(10.20 SACAI / UNDERCOVER)」と題し、26年前に「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」と「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」が行ったメンズの合同ショー「6.1 THE MEN」にオマージュを捧げたもの。両ブランドは「アット トーキョー」のウェブストアでスペシャルアイテムを販売中だ。ショー会場では、両ブランドのロゴが入ったコラボTシャツを着用した来場客もいた。
また、今季は「サカイ」と「アンダーカバー」の他に、「アット トーキョー」内で「トーガ(TOGA)」「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」がショーを発表した。