「WWDビューティ」10月26日号は、2018年春夏のパリ&ミラノ、ロンドン・コレクションのヘアメイク特集です。今特集では、バックステージで活躍するメイクアップアーティストの中からトレンドを作り出す8人をピックアップ。パット・マクグラス(Pat McGrath)やピーター・フィリップス(Peter Philips)、トム・ペシュー(Tom Pecheux)といった大御所からイサマヤ・フレンチ(Isamaya Ffrench)といった若手まで、それぞれが手掛けたブランドと共に紹介します。
最注目なのは自身のブランド「パット・マクグラス・ラボ(PAT MCGRATH LABS)」が好調なパット・マクグラス=メイクアップアーティストです。長年、世界のトレンドを作ってきた彼女への信頼は厚く、今季も多くのビッグメゾンで彼女がメイクを担当しました。スーパーナチュラルな「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ロエベ(LOEWE)」やエッジィーな「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」など多様な8ブランドを解説します。
その他、「シャネル(CHANEL)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「フェンディ(FENDI)」「ディオール(DIOR)」「グッチ(GUCCI)」「セリーヌ(CELINE)」など全24ブランドのヘアメイクを紹介します。スーパーナチュラルなメイクが主流な中、カラフルで大胆なシャドウやアイライナーなど、ポイントを目元に作ったルックも多くみられました。ヘアはナチュラルで抜け感のあるスタイル。そんな18年春夏のビューティトレンドが見えてくる一冊です。
ニュース面では、米国のビューティ市場でヒットしている“ミレニアルピンク”ブームについて取り上げています。淡いパステルピンクをパッケージや商品に使用したブランドがSNSを筆頭にヒットしており、中には商品が13回も完売するほどの人気のブランドもあります。「グロシエ(GLOSSIER)」「ハービヴォア ボタニカルズ(HERBIVORE BOTANICALS)」「グロウ レシピ(GLOW RECIPE)」など今もっとも勢いのあるブランドを紹介します。
また、「THREE」を展開するアクロ(ACRO)が18年秋にローンチする新ブランドや高島屋グループのファッションプラザ・サンローゼのリニューアルしたセミセルフ型ショップ「タカシマヤ コスメティックス ミリオン・ドアーズ(TAKASHIMAYA COSMETICS MILLION DOORS)」について取り上げています。その他フローフシが初めて発売するシートマスクや「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」の新リップスティックにも注目です。