PROFILE:1997年9月4日生まれ。東京都出身。LDH JAPAN 所属。現在E-girls、Flowerのメンバーとして活躍。3歳からクラシックバレエを、小学5年生からヒップホップダンスを開始。今年から始めたインスタグラムも更新中
ダンス&ボーカルグループE-girlsやFlowerでダンサーとして活躍する坂東希。過去には雑誌「セブンティーン(Seventeen)」の専属モデルを務めるなど、モデルとしても活躍している。8月から始めたインスタグラムでは、グループでの彼女とは違った一面を見ることができ、新たなファンを獲得し、クリエイターからも注目を集めている。今回、さらなる活躍が期待される彼女にE-girls、モデル、インスタグラムなどについて聞いた。
WWDジャパン(以下、WWD):坂東さんが芸能界に入ったきっかけは?
坂東希(以下、坂東):小学4年生の時に、家族でお台場冒険王に遊びに行き、そこで今の事務所の人にスカウトされたのがきっかけです。その時、モデルへの憧れもあったので、やってみようかなと思い、それからEXPGというダンススクールに通ってレッスンを受けていました。最初はアーティストになりたいという気持ちもなく、楽しみながらダンスをやっていたのですが、13歳の時にE-girlsのオーディションがあり、「みんな受けるから受けてみよう」というくらいの気持ちだったんですが、受けたら運よく合格して。まさか受かるとは思っていなかったので、自分でもびっくりしました(笑)。
WWD:アーティストとして以外にも以前は「セブンティーン」などでモデルとしても活動しているが?
坂東:もともとティーン誌のモデルをやっていましたが、その雑誌が休刊になり、やはりモデルへの憧れもあったので、「セブンティーン」のオーディションを受けたら合格して、2011年10月号から15年の4月号まで専属モデルを務めていました。ダンサーもモデルも自分が好きなことなので、どちらもやっていて楽しいですね。“創る”という点で共通していて、それに携わるのが好きなんだと、仕事をしていると実感します。
WWD:7月にE-girlsは新体制になったが、今後どういった活動をしていきたい?
坂東:今までは先輩たちに引っ張ってもらっていた部分も大きかったので、これからは私たちががんばっていかないといけないなと思っています。まずは自分たちと同世代の人たちに憧れられる存在になりたいです。E-girlsはいろいろな人の夢が詰まっているグループなので、できるだけ多くの人に愛される存在になりたいですね。
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WWD:坂東さん個人としては8月からインスタグラムを始めたが、きっかけは?
坂東:E-girlsのようなメンバーの個性が強いグループにいるとなかなか自分の趣味とか個性とかが伝わりづらいなと感じていました。ファンの人向けにはモバイルサイトでブログを書いているので、それとは別に、私のことをあまり知らない人に向けて自分らしい発信ができればいいなと思い、インスタグラムを始めました。インスタグラムでは自分の好きなテイストを打ち出しているので、いつもの私とは違った雰囲気を楽しんでもらえると思います。E-girlsのメンバーだと知らずにインスタグラムを見て、ファンになってくれる人が増えるとうれしいです。
WWD:最近20歳なったが、変化したことは?
坂東:メンバーも年上が多くて、Flowerでは最年少、E-girlsでも下から2番目で、ようやく大人の仲間入りができたという思いです。「ちゃんとしないといけない」って気持ちも強くなりました。
WWD:メイクで意識していることはある?
坂東:普段はノーメイクのことが多くて、たまにイベントの時に自分でメイクすることもあるんですが、メンバーから「メイクが薄すぎる」って注意されたりします(笑)。もっとメイクも勉強しないといけないなと思いました。
WWD:趣味は?
坂東:本を読むのが好きで、特に村上春樹さんの作品がお気に入りです。喫茶店によく行くのですが、そこで読むことが多いですね。家だと寝てしまうんですよね(笑)。
WWD:憧れの人は?
坂東:ある雑誌で川久保玲さんのインタビュー記事を読んで、すごくカッコいいなと感じましたし、同じようになるのは難しいけど、私も芯のある人になりたいなって思います。そのためにも巡り合った人や仕事、一つ一つのきっかけを大切にして、いろいろな経験をしていきたいです。
PHOTOGRAPHS:TAKAHIRO OTSUJI(go relax E more)
STYLING:ARISA TABATA
HAIR & MAKE:AYA MURAKAMI
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