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アマゾンが不在時でも“室内”受け取りを可能にする新サービス発表

 米アマゾン(AMAZON)が不在時の“室内”受け取りを可能にする新サービス「アマゾン キー(AMAZON KEY)」を発表した。プライム会員限定で、250ユーロ(約2万8250円)で専用カメラ“Cloud Cam”と取り付け式の電子鍵を購入、設置すればサービスを利用できる。

 ユーザーの不在時、ドライバーは宅配時間や住所、ドライバー情報などを照合することでアマゾンがドアを開錠してくれる。開錠とともに室内に設置した専用カメラで配達の様子を自動撮影するため、ユーザーは自身のスマホで戸外からリアルタイムでその様子を確認することもできる。ドライバーに何らかの暗号キーなどを伝える必要はなく、不正に開錠される恐れはない。

 まずは11月8日にアメリカの37地域でサービスを開始する予定で、今後地域を拡大していく計画だ。同サービスをうまく活用すれば、不在による再配達の必要がなくなり、運送会社の負担が軽減されるものと期待される。

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