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カイリー・ジェンナーのバカ売れコスメが「トップショップ」にポップアップ

 モデルのカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)によるコスメブランド「カイリー・コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」は、イギリスのファスト・ファッション「トップショップ(TOPSHOP)」と契約を結んで11月20日、全米の「トップショップ」上位7店舗に5週間限定のポップアップストアをオープンする。ロサンゼルス、アトランタ、ヒューストン、ラスベガス、マイアミ、シカゴ、そしてニューヨークの「トップショップ」は、シグニチャーアイテムのリキッドリップ、アイシャドウパレット、ブラシ、ハイライトなどを販売。カイリーは、1つのパレットに4色を収めた計8色のリップセットなど、「トップショップ」限定商品も用意する。

 カイリーは、「私のブランドは、女の子たちを勇気づけるもの。メイクを通じて、みんなには自信を持ってほしい。『トップショップ』も同じミッションを掲げていると思うわ。ポップアップは、すでに他でも大成功している。もっと多くのファンに商品が届けられるのが待ち遠しい」とコメント。ブランドは昨年12月にロサンゼルス、今年2月にはニューヨークにポップアップストアをオープン。ロサンゼルスのポップアップにはオープニングに5000人の女の子が殺到した。

 トップショップは2010年にコスメの取り扱いをスタート。トップショップのオーナー、フィリップ・グリーン(Philip Green)卿は、「みんなカイリーの一挙手一投足に注目している。コスメは、我々の顧客にぴったり。こんなに最高なパートナーシップは、他にないだろう。彼女のブランドにとって、最初のパートナーになれたのも素晴らしい。私たちは、“第一号”が大好きだから」とコメント。店頭には彼女のビジュアルをドカンと掲出する予定だ。カイリーと姉のケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)は先月、「トップショップ」とコラボレーションし、2人の下着と水着のブランドをスタートしている。

 なかなか“したたか”なのは、コスメのオンライン販売はあくまで自身のウェブサイト限定にこだわっている点。今回も「トップショップ」のオンラインではコスメは販売しない。彼女はあくまで、「主たる販路はeコマースで、自分たちで運営する予定」と話す。ただ「トップショップ」との協業は、ヨーロッパやアジアへの進出にとってプラスになると考えているようだ。

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