マッシュホールディングスは北米と東南アジアに現地法人を増やし、海外事業を加速させる。8月28日付で、マッシュ U.S.Aを設立した。来年4月には、ニューヨークのローワー・イーストサイドに「スナイデル(SNIDEL)」と「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」の路面店をそれぞれ出店する。
どちらも日本と同じ商品のラインアップで、「ジェラート ピケ」は食との複合店も考える。場所は、「ホテル インディゴ(HOTEL INDIGO)」や「パブリックホテル(PUBLIC HOTEL)」、セレクトショップのアッセンブリー ニューヨーク(Assembly New York)などが集まり、新しい「エース ホテル(ACE HOTEL)」が計画されているエリアで、徒歩10分圏内に構える。両店のグランドオープンに先駆けて、「スナイデル」出店予定地(住所は144 オーチャード・ストリート)では、11月末〜来年2月14日まで「ジェラート ピケ」の期間限定ショップを オープンする。
並行して、eコマースと卸売りにも力を入れ、eコマースは2店舗出店後、現地ブランドサイト内でECページを立ち上げ、自社の複合ECサイト「ウサギオンライン(USAGI ONLINE)」も開設する計画だ。
アジアでは、11月11日に、香港のミラマーショッピングセンター1階に、「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」が「スナイデル」と「ジェラート ピケ」「リリー ブラウン(LILY BROWN)」との複合ショップの形で海外初出店する。店舗面積は約40平方メートル。自社のオリジナルブランド「セルヴォーク(CELVOKE)」も海外初導入する。
また来年には、シンガポール支社を設立する予定で、東南アジアでの旗艦店やeコマースを中心とした事業拡大を図る。